(最初に断っておくと、これは個人的な基準なんで、古本屋がみんなそうしてるわけではありません。なので、古書の値段と関わってくる話ではありません。)
読書は日常的にしてるんですが、なんでもかんでも読んでるととてもじゃないけど時間が足らないので、個人的な偏見を交えつつ自分なりの選別基準をさらけだしてみます。
まっとうなのを知りたい方はショーペンハウエルをどうぞ。
・最初の1ページがつまらない本は読まない。
小説はほとんどそうですね。哲学書もかな。
「最初の5行で読者を捉まえろ」ということを、小説書きは編集さんによく言われると聞きますが。
・目次や前書きを読んで内容が推察できない本は読まない。
実用書、啓蒙書の類いはそうですね。
そういう本は、著者が何を書いたらいいのかよくわかってないってことが多いので、時間の無駄になりやすいんです。
「内容がわかったら読まなくてもいいじゃん」と思うかもしれませんが、地図だけ見て現地に行った気分になれるほどこっちのおつむは便利にできてないんで。
・しょっぱなに自己紹介してる本は読まない。
もちろん、本自体が自己紹介になっているものは除きます。
例えば、コンピュータの解説書の前書きに、著者の経歴がだらだら書いてあったりしたら「なんだこれ」と思うでしょ? かなりの確率でしょーもない本が多いです。
・タイトルに「男」とか「女」とか入ってる本は読まない。
これは個人的な偏見が入ってるかもしれませんが、なぜかつまんない本が多いですね、経験的に。
古典や翻訳書に例外はありますが、近年出た本だとまずだめです。
・「もし高校野球のマネージャーが」どうしたとか、それに似たタイトルの本は読まない。
そういうもんでしょ。
……とエラそうに書いてると、いつか天唾で自分に降り掛かってくるかも。くわばらくわばら。
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