おやじギャグというのはこれでなかなか難しいんですよ続き

水木しげるはあせっていた。

「超不思議界」への入り口を、ぜひとも見つけなければならないからだ。

その入り口がこの街にあると聞き、わざわざ引越してきたくらいなのだ。

そして、ようやっとその場所をつきとめた。

それは駅からほど近いところにあるビルの中、人の通わぬフロアにある。

エレベータに乗り、震える指でボタンを押した。

やがて目的の階に着き、扉が開くと、目指す入り口の看板が目に飛び込んできた。

そこには大きく、そしてはっきりと、こう書かれていた。

 

「調 布 市 議 会」

 

 

今朝、娘が妙なことを口走った。

「ねえねえ、エキスパンダーって、パンダのエキス?」

……たのもしいやつめ。