夏目漱石の「猫」を入手!!!

 漱石の描いた「猫」を入手することができました。

 大日本帝国政府の用箋にさらさらと描かれています。しっぽがかわいいですね。漱石が何枚か描いて、松根東洋城に与えたもののうちの一枚、ということだそうです。

 たぶん、漱石が自分で飼っていた猫を描いたものなのでしょう。

 『吾輩は猫である』の主人公はオスの三毛猫(すごい少ない)でしたが、実際に漱石が飼っていたのは黒猫でした。

 その猫は足の裏まで真っ黒で、出入りの占い師に「これは瑞猫である。飼っていると幸福をもたらす」と言われたそうです。

 

鑑定結果(中央の2本がウチのと漱石の猫)
鑑定結果(中央の2本がウチのと漱石の猫)

 実はこの絵を入手するにあたって、不思議な出会いがありました。

 といいますのも、先日このブログに家の黒猫の写真をアップしたところ、とある大学の先生から「ちょっと調べたいので毛を何本かくれないか」という依頼があったのです。

 どうするのかと訊きますと、「遺伝子を調べる」というのです。DNA鑑定ってやつですね。なんでも東大に漱石が飼っていた猫の毛が保存されていて、それと比較してみたいということでした。

 ウチの馬鹿猫が何かのお役に立てるのならと、体を櫛ですいてとれた毛のかたまりをさしあげました。

 すると昨日、その先生が店においでになりまして、「検査した結果お宅の黒猫は、直系というほどでもないけれど、漱石の飼っていた猫とかなり近い親戚だとわかった」とおっしゃるのです。

 そして、鑑定結果と一緒に渡されたのが、上記の猫の絵、というわけなのです。

 「ある程度血縁が認められた猫を飼っているウチに差し上げている」とのこと。「その代わり、猫も絵も大事にしてもらいたい」と。

 そんなわけで、我が家に新たなお宝がやってきました。

 黒猫は本当に幸運を呼ぶんですねえ。

我が家の黒猫めい
我が家の黒猫めい

【追記】

 えーっと、これはエイプリル・フールですので。

 本当はこんなやぼな追記したくないんだけど、こともあろうにウチの嫁が引っかかってツイッターでつぶやいてしまったそうで……頭痛が……

 猫の遺伝子鑑定とかでわかりそうなもんだが。

 あ、最初の絵も私が描きました。本物は大日本帝国政府の用箋だけです。