そろそろ半世紀を生きているが、大病もせず入院したことも無い。とんでもなく丈夫で健康で、というわけでないけれど。
そんな自分が毎日やってるわけでもなく、ちょっと調子が悪くなると思い出してやってることを書いてみます。
【眼が疲れた時】
眠る前にまぶたを全力でぎゅーっと閉じて、眼球をぐるぐる動かす。眠れない時にやってもいい。動かした後、少し眠気が引くような感じがするが、それが揺り戻すように眠くなる。
【内蔵がちょっと変に感じる時】
腹が重かったり胸焼けしたりするときは、腹筋を蛇のようにぐねぐねうねらせる。自分は生まれつき出来てしまうけど、普通の人でも練習すれば三日くらいでできるようになるんじゃないだろうか。腹筋で内蔵をマッサージしてやる感じ。
【足腰が疲れた時】
足の裏を拳骨でまんべんなく叩いてやる。これは百歳過ぎてなお現役だった、新内流しの岡本文弥がやっていた唯一の健康法。「それ以外はなにもしてません」とインタビューで話していた。
【真呼吸】
昔、勅使川原三郎のワークショップに通っていて、その時に習った呼吸法。「真呼吸」ってのは勝手にこっちで名付けました。だって、「ではさいしょに、しんこきゅうから」としか言わなかったんで。
これは、深呼吸をものすごーーーくゆっくり、そしてめいっぱいやる方法です。
まず、とにかく息を吐く。ゆっくり吐く。途中で一度も吸わずにどんどん吐いて、全部吐ききったところでもう一息吐く。そして今度はゆっくり吸う。苦しいので急いで吸いたくなるのを我慢して、ゆっくりゆっくり吸う。そして吸って吸ってこれ以上吸えない、というところまで吸ってもう一息吸う。そしてまたゆっくりゆっくり吐く……これを繰り返す。二、三回もやれば充分だと思うけど、勅使川原三郎はレッスン前に一時間くらいやる、と言っていました。
これ、めいっぱい吸った時に、身体のあちこちの悪いとこに、みちみち酸素が入り込んで痛くなる。自分の場合は右肩と腰。で、そのあと軽くなる。
……と書いてはみましたが、腰痛と花粉症がなかなか。腰痛は上記の方法とへその両脇のツボを押して痛みを「散らす」ことはできますが(少林寺拳法の段位をもらう時、総本山で習った)、花粉症だけはどうにもならない。鼻づまりより、くしゃみの連発と鼻腔奥の痛みがかなわん。誰か助けて。
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