憲法改正にいったい何を期待しているのかさーっっぱりわからんのだけど「正しい」憲法の変え方を考えてみた

 えーっと、今日は憲法記念日ですね。

 この日を目指して、自民党とかみんなの党とか維新の会とかが「憲法改正試案」を出してきてるようです。

 それぞれリンクしようと思ったけどやめました。読んだけど時間の無駄だったし。

 

 なんか今の憲法って、「最低限守るべきこと」じゃなくて、「努力目標」みたいになっちゃってるんですよね。

 ほら、夏休みの直前に「一日四時間勉強する!」とか書いちゃうアレ。

 そして夏休みに入って一週間も立たないうちに(やっぱちょっと無理があるよなあ。アニメも見たいしぃ、ゲームもしたいしぃ、それにそんなに勉強することってないような気がしないでもないような……。まあ、ゲンジツ的に考えて、三時間くらいでいいよな。いいよね。いいはず。よし、目標は三時間。これでいこ。これで決まり!)とかいって、目標の「四」にバツをして、脇に「三」と書き足しちゃう。

 できんぼ(劣等生)によくあるパターンです。

 改憲試案って、この書き直しと似たような臭いがしますね。

 「世界の現状に合わないからー」とかいいわけしてますが、ようするに現状追認したいだけ。

 できんぼの目標は、やがて「三」が「二」となり、「二」が「一」となり……と後退していくのが眼に見えるようですが、改正された新憲法も同様の道をたどるのは火を見るよりも明らかです。

 だいたい改「正」するんなら、今よりももっと良いものを、目標ならもっと高いものを掲げるべきでしょう。引き下げてどうする。それが「ゲンジツ」とか、できんぼのいいわけと同じですよ。

 

 じゃあ、どうすればいいのか。

 まず、「アメリカ合衆国憲法改正試案」を作ったらいいですね。

 そして大々的に発表する。

 はい、ここで昨日のエントリーに繋がりました。

 内政干渉だ? 別にいいでしょ。現在の憲法は「アメリカから押し付けられたもの」なんだから。押し付けられたんなら、押し付け返せって話。

 「押し付けられたものだから、自分で変えましょー」

 「アメリカもそれを望んでいますー」

 とかこういうことを改憲論と同じ口で申される方々が、けっこう大勢いらっしゃるんですが、これって「 自 虐 」だよね?

 軍事関係になると「やられたらやりかえさねば!」とやたら勇ましいのに、憲法については「押し付けられちゃったけど、みんなで変えていこうね」といじめられっ子みたい。なにこれ。

 

 昨日のエントリーで書いたように、米国憲法はすっかり時代遅れのシロモノです。修正でつぎはぎだらけのジーンズみたいになってます。

 世界で唯一の超大国が、こんなボロ憲法でいいわけありません。自分で着替えられないんなら、ここは日本が改正案を出してあげるべきでしょう。世界のために。そしてアメリカのために。

 もちろん共和党関係者なんかは、頭から湯気出して怒るでしょうけどね。

 でも、そうすることによって初めて、日本はアメリカから「独立」できると思います。

 これは日米安保を解消するより効き目があります。

 アメリカはその案を受け付けないでしょうが、それでいいんです。米国憲法の改正案を考えることによって、これからの時代、世界にどのような憲法が求められているのか、わかってくるからです。そこから得られた「成果」を元に、改めて日本の憲法を改正すれば、きっと良いものができるでしょう。少なくとも今回各党格グループが出してきたものの数十倍は良くなるはずです。

 あ、昨日の朝日新聞に載ってましたが、東浩紀とかいうやや体脂肪高めな人が中心になって試案をまとめるとか言ってましたね。賭けてもいいですが、これもろくなものができないでしょう。

 

 そんなわけで、まず「アメリカ合衆国憲法改正試案をまとめて発表しなさい」という結論に至りました。

 でもまあ、場末の古本屋がこんなこと書いても誰も気にとめやしないでしょうな。

 もし改憲がなされたら、荷風の断腸亭日乗よろしく、こう書き付けることにします。

 

 「本日新憲法発布。笑ふべし」

 

 

 

憲法 第五版