本当はこわひ五月五日

 古代中国においては「五月五日に生まれた子供は、背丈が門戸の高さを越すと親を殺す」と言われていました。

 孟嘗君は五月五日に生まれたので殺されかけた、という逸話が残っています。

 端午の節句、と呼ばれますが、「午」と「五」の音がwǔで同じなのでそう呼ばれたりしてるわけですが、この「午」ってのは元々動物の馬ではない本来の意味がありまして、「ここから草が枯れはじめる」とか、転じて「悪い兆しがある」ような感じにとらえられてるんですね。

 江戸時代の日本にも「五月五日に生まれた子供は間引く」という風習が残ってたらしく、美濃の方で禁令がでたりしたこともあったようです。

 ちなみに、マルクスの誕生日でもあります。

 

 

 


孟嘗君(1) (講談社文庫) 孟嘗君と戦国時代 (中公新書)

 

 あ、それから、関係あるのかないのか、まあほとんどないんだろうけど、麻雀の五筒(ウーピン)が二枚だけ赤く塗られてて、「赤ウーピン単記に赤ウーピンで振り込むと五倍役満」というローカル・ルールがありました。関西方面の雀荘に行く時は気をつけましょう。