そうかそうか自転車は体に悪かったのかあっはっは

 

自転車は体に悪い

性的能力の低下、排ガス被害、骨粗しょう症の原因に

 

 ……だそうです。

 日経って、最近こういう変な記事が多くなりましたね。これは日経本紙じゃなくてビジネスですが。

 昔は本紙もクオリティが高くて、そのレベルに合わせるように外注記事も良いものが多かったのに……

 変な記事だけでなく、変な日本語が散見されるようになって、長年の付き合いをやめました。一時期は、宅配でとってなくても、毎朝駅で買ったりとかしてたんですけどね。

 今はもうお高いだけの新聞になってしまいました。

 

>米国労働安全衛生研究所(NIOSH)は数年来、自転車の健康影響を確かめるために、とくに訴えの多い全米自転車警察官組合員ら長時間自転車に乗る人を調 査してきた。その結論によると、生殖器への血流が滞り性的能力が低下し、陰嚢(いんのう)に違和感があるなどの影響の出る可能性が高いことがわかった。

 

 

>一方で、被害は女性にもおよんでいるとする調査が、ベルギーのブリュッセル大学病院のリュク・バイヤンス博士ら婦人科専門医によって発表された。女性の自転車愛好者を対象にした調査によると、自転車によく乗る人は、そうでない人に比べて2倍も性的機能を損ないやすい。

 

 要するに、両方とも「サドルの形状が股を圧迫するのが悪い」てのが結論になってます。

 あのー、欧米のみなさんは、立ちこぎってしないんですか?

 私は調布から西荻まで自転車を通勤に使ってますが、途中サドルに座るのは信号待ちくらいのもんですけど。

 と思ったら、

 

>米国の自転車愛好者団体からは「陰部圧迫の原因は肥満にあり、かわいそうなのはサドルの方だ」という反論もある。米国の肥満人口は過去20年間で倍増して、国民の34%を超えて経済協力開発機構(OECD)加盟国で最高になった。

 

 反論もある、じゃなくて、もろにコレが原因でしょ……

 

 あと、「自転車通勤は大気汚染の餌食」だとか。

 

>調査は自転車と徒歩で通勤する各5人を選んでタンを採取、そのなかの炭素の量を比較した。対象はいずれも喫煙習慣のない18歳から40歳の人たちだ。この結果、自転車通勤者の肺の中には、徒歩通勤者に比べて2.3倍の黒色も炭素が多いことがわかった。

 

 はいはい。「ロンドン」大学の先生の研究ですね。

 

>大気汚染の健康被害を研究する英国アバディーン大学のジョン・アイアーズ教授は「大気汚染のなかで自転車に乗るのは心臓病の発生を助長する」と警告する。

 

 こっちもイギリスの先生。

 ロンドンでは1952年にスモッグ由来の「黒い霧」が発生し、12000人が死にました。

 そりゃ今はずっと改善されてますけど、そんな「都市部」の例で一般化されても困りますな。

 

 で、最後の「自転車が骨粗鬆症を起こす」が一番わけわかんないです。

 

>レースシーズンを終えたばかりの27〜44歳の選手を調べたら、背骨や腰の骨密度が低く、他種目の運動選手と比べても明らかに骨折事故が多かった。自転車競技選手の63%は背骨や腰骨の骨密度が減少していたが、陸上競技選手では19%だった。

 

 そしてあれこれ調査した結果が

 

>結局、自転車競技選手は「運動不足」という結論に落ち着いた。

 

 はい?

 

>つまり、自転車競技はなめらかな舗装道を走るために、骨への衝撃が少ない。運動量は大きくても、骨は鍛えられていなかったというわけだ。

 

 あの……自転車競技の選手の皆さんは、この結論に納得してるんでしょうか? 自転車競技の練習は、なめらかな舗装道路を走るばかりじゃないでしょう?

 他に原因があるんじゃないですか?

 

 それから最後に

 

>ただ、通勤や週末の遠出程度の一般の自転車愛好者には、この心配はほとんどない。プロ選手なみに、毎日数時間も一生懸命に自転車を漕いでいる人は、心配ならテニスやジョッギングをすることがお勧めだ。

 

 もう何をか言わんや。