前回の続き
【書籍としてのテーブル】
厚さ10㎝、1m四方のガラスを十枚作る。
そこに宮澤賢治『蠕虫舞手(アンネリダ・タンツェーリン)』を十分割して封入する。
一番上は浮かび上がって見えるが、十枚目に入れられた部分は底に沈んでいるように見える。
十枚のガラスは入れ替え可能で、どの部分を浮かばせ、どの部分を沈めるかは持ち主の好みに任される。
【書籍としての壁紙】
ジェイムス・ジョイス『フィネガンス・ウェイク』全文を壁紙にする。
この小説(?)は書物としてより、むしろこのようにして読まれた方がいいのではないか?
シャルロット・ペリアンのドキュメントを見ていて、ふと書物を家具化できないかと思ったので。
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