なぜフランスでは柔道が受け入れられたのかということについての眉唾な話

 オリンピック、始まりましたね。日本勢はまだふるわないみたいですが、今後に期待しましょ。

 で、柔道なんですが、二十年ほど前に比べると格段にレベルが上がってて、マジでびっくりします。技に入る瞬間とか、全然見えないんだもん。これじゃお家芸にしてる日本もなかなか勝てんわな。

 

 今や柔道は世界中に広がり、特にフランスでは「第三の国技」なんて呼ばれてるそうです。フランスの柔道人口は日本の倍だとか。

 で、昔っから大流行りだったわけではなくて、そのきっかけになる事件が40年ほど前にあったと聞きました。

 

 フランスが何度目かの不況に苦しんでいた頃のこと。夜の街を一人のお婆さんがあるいていました。

 当時のパリの治安は最悪で、日が落ちてからのお年寄りの一人歩きなんざ自殺行為、なんて言われてました。

 案の定、二人のチンピラがそのお婆さんに目を付け、夜道に立ちはだかりました。

 「金を出せ、ばばあ」とチンピラの一人が胸ぐらをつかんだとき、おばあさんはその手をむんずとつかんで逆に投げ飛ばしてしまったのです。

 石畳にたたきつけられたチンピラは動けなくなり、お婆さんにステッキでさんざん打ち据えられました。その様子を見たもう一人のチンピラはすたこら逃げちゃいました。

 お婆さんはチンピラを警察に突き出し、飛んできた新聞記者に答えて言いました。

 「若い頃、JUDOを習っていたことがあったのよ」

 その記事が載った翌日から、まだ数少なかったパリの柔道場に大勢の人がおしよせた、とのことです。

 

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 なんかできすぎてるような話ですねえ。

 まあ、ほんとだったら面白いな、ってことで。