テレビドラマがさっぱり面白くないのでどんなドラマなら見てみたいか考えてみた

 前にごにゃごにゃ書いてみた続きのようなそうでないような。

 実は私、とあらたまって告白するほどのことでもないけど、子供の頃からテレビ「ドラマ」というものが大嫌いなのです。ウルトラマンとか時代劇のような、現実と乖離しているもんはいいんですが、現代劇のようなものはほんとにうんざりしてしまうのです。

 だからたとえば『俺たちの旅』も『太陽にほえろ』も『男女七人夏物語』も『渡る世間にどうした』とかいうやつも、日本中のオバハンたちが朝テレビの前で正座して見ているNHK朝のテレビ小説なんてのも全然見たことがなかったのです。なので、漫才師(赤信号とか言ったっけ?)が「あにきあにきぃ〜」とやってるのはなんのパロディなのかさっぱりだったし、「なんじゃこりゃ〜!」というのもネタとしてしか知らない。こういうことを飲み屋でうっかり口にすると「本当に日本人かお前は」と国籍を疑われる始末。いやまあ、本物の中国人から間違われるくらい中国人に似てるんですけどね、自分。中国には行ったこともないのに。

 ドラマの何が苦手って、本当らしく作ってるくせにすごい嘘くさいじゃないですか、あれ。そこら辺を嘘として楽しめるようになると、大人の階段を股一つ昇ることになるのかもしれませんが、今さら昇りたくないですよそんなもん。

 おそらく、私ほどではなくても日本中の多くの人がそれと同じことを何となく感じていて、それが韓流ドラマの流行につながったんじゃないかなあ、と推測しています。だって、嘘くさくても許せるでしょ、似てはいるけど別な国なんだから。まあ、私はかろうじて『チャングム』を見ることができる程度ですが。あとは無理。

 

 えーっと、ここからは個人的で勝手な提案をします。ドラマへの提案なんてだいたい個人的で勝手なもんですけどね。

 

『南極料理人』という映画がありまして、今は亡き調布パルコの映画館のレイトショーで娘と見たんですが、いやーこれはいいですね。なにがいいって、なーんにも重大なことが起こらないとこがいい。いや、起こってるか。この人たちにとっては極寒の南極にいることがすでに重大なことなんだから、それ以上のことなんか起こるわけがない。しかし、それがまたいい。しかも全員さえないおっさん。ヒロイックでかっこいいのなんか一人もいない。主人公はいつも「なんかしょっぱいもん食べちゃった」みたいな顔してて、家に帰れば屁をたれて娘に蹴りを入れられてる。ええそうです、ウチと似てます。てか同じ。

 延々と南極基地の「日常」が続くわけですが、こういうドラマってあったらいいのになーと思うわけです。

 無理を承知で言うと、似たような演出でミステリーとか作れたらいいのに。

 

 ところで、そんな私も最近NHKの連ドラを見せられています。妻と娘のおつきあいです。もう大人、てかジジイですから、見てて「つまんないつまんない」なんて騒がず、いっしょに楽しむようにしています。なので私がオペラを見ているとき、「うるさいから消して」なんて言わないで欲しいなあ、とひっそり虫のようにつぶやいてみる秋の夕暮れなのであります。

南極料理人 [DVD]

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コメント: 2
  • #1

    ひびひ (木曜日, 04 10月 2012 17:11)

    この映画、DVDで観たのですが、我が家でも大受けでございました。
    以来、唐揚げは必ず二度揚げするよう、長男からきつく言い渡されております。

  • #2

    ひらきや (木曜日, 04 10月 2012 17:42)

    そう、唐揚げは二度揚げないと!そこ重要です。テストに出ます。
    ウチの娘はラーメンを食べる度「ぼくのからだは、ラーメンでできているんだよ〜」と隊長のマネをしてくれます。