パレスチナ国家認証の国連決議を言祝ぎつつあれこれとメモ

 パレスチナがオブザーバー国家として認められました。オブザーバーってのは、国連で認めるけど、国連での投票権がないってことだそうです。まあ、とりあえずはめでたいんですが、ガザでドンパチやってるイスラエルが黙ってないみたいで、やれやれな感じです。

 

 今回の決議では、日本が賛成、アメリカが反対、と日米で意見が分かれました。

 イラク侵攻のときのべったり振りが印象深い人は驚いたみたいですが、別に意見が分かれるのは珍しいことではありません。

 こちらからpdfで見てもらえばわかる通り、国連からアメリカに「対キューバ経済封鎖を解除しなさい」という決議が毎年のようになされています。

 これに日本は’97年からずっと賛成してて、アメリカとイスラエルはずっと反対しています。イスラエルのアメリカべったり振りは日本以上ですね。

 で、アメリカはこの決議をずううっと無視し続けています。

 今回のパレスチナ承認はどうするんでしょう。無視するんでしょうか、どうでしょうか。

 

 さて、アメリカとキューバと言えば文字通り犬猿の仲なんですが、なぜかキューバ国内には米軍基地があります。

 グァンタナモ基地ですね。

 非道な拷問が暴かれて有名になりました。

 米西戦争でキューバに味方したアメリカが「永久租借」しているわけですが、当然カストロは「返せ」と言ってます。もちろんアメリカは意地でも返さないつもりです。

 えーっと、こういう背景があるんで、アメリカは竹島について強く言うことができないんですね。

 だって、もし「歴史的正当性」が「実効支配」を上回って基地を撤去なんて事例ができちゃったら、アメリカもグァンタナモ基地をたたんでキューバに返さなきゃなんなくなるからです。実際EUやアムネスティは「そうしろ」って言ってるし。

 

 なんかうっとおしい流れになっちゃったんで、この辺で。

 

 

まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書)