年の瀬に左腕をポッキリやってしまい、家族には色々と面倒をかけた。
片腕でできないことやりづらいことは思ったより多く、簡単なところではマフラーが上手くしめられない。片手でやると、どうも胸元が薄ら寒くなる。
そこで妻に病院へつきそってもらった時、妻にしめてもらった。
妻「しねー♪」
そして娘と買い物に行った時は、娘にしめてもらう。
娘「しねー♪」
……なんで口調まで同じなんだ。
こういうのはどこら辺の遺伝子が発現しているのだろうか。
大晦日はテレビで紅白とダウンタウンとを見た。
私「ねえ、お願いがあるんだけど」
娘「いや」
「ちょっとだけパパが見たいのにしてくんない?」
「いや」
「第九のノリントン指揮のが」
「いや」
「……」
「……」
「あ・はっぴー・にゅー」
「まだ早い」
「そこは『いや』だろ」
「いや」
…………手強い……。
ともあれ皆様、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ古書比良木屋をよろしくお願い申し上げます。
骨折りて 手刀を切る 初詣
コメントをお書きください