もう20年以上前の動画ですが、笑えますね。突っ伏して寝てるねえちゃんとか、あっちじゃよくあるのか、自動販売機は蹴ったり揺すったりするものなのか、などなど。
とにかく本を運んだり整理したりするのは大した重労働で、古本屋は必ず腰やら肩やらいためます。中には腕を折る人も。(自分だけか?)
本は紙でできてますが、紙と言っても元は「木材」なので、製材所で働いてるようなもんですね。崩れてきて下じきになると命の危険がある、てとこも同じです。
中島敦の小説に「文字禍」てのがあります。
最後、博士は地震で崩れてきた書物の下じきになって死んでしまいます。
ボルヘスにもそんな話があったし、「本に埋もれて死ぬ」のはある意味本望なのかもしれません。わたしゃごめんですけどね。
電子書籍じゃ、そういうロマン(?)はありませんね。kindleの角に頭ぶつけて死ぬとか、豆腐よりあり得ない。
…………君や わしらが、文字を使って書きものをしとるなどと思ったら大間違い。わしら こそ彼等文字の精霊にこき使われる下僕(しもべ)じゃ。
(中島敦『文字禍』)
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