BACON IS THE BEST!!

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 ……とまあ、すがすがしいくらいに言い切ってくれてますね。確かにあの香りには、どこか理性のタガをはずす暴力性すら感じます。妻は「嗅いだだけで太る!」と怒りますが。

 有名なのはスタインベックの『朝食』ですか。高校の教科書で読んだ人も多いと思いますが、私が高校生だった頃に出回ってた「ベーコン」というやつは、実際のベーコンと似て非なるものでありました。いまならあの作品から漂う香りが理解できます。

スタインベック短編集 (新潮文庫)

 

 ベーコンは豚バラのかたまりがあれば自宅で造れます。

 私は毎度中華鍋で薫製してます。最近は桜のチップが安くなったんでありがたい。

 まず最初にちぎったローズマリーと塩(できれば岩塩)と黒胡椒とをまんべんなくなすりつけ、ラップして冷蔵庫に一週間寝かせます。

 中華鍋の底に20㎝角くらいアルミホイルを敷き、そこに薫製用チップを乗せ、上に被せるように円い金網をかませ、肉からラップをはずして網に乗せ、ホイルでふたして中火で十分、弱火で二十分、できあがったらまたラップして冷ましてから冷蔵庫に入れます。

 二日後くらいから食べごろ。できたては美味そうですが、見かけにだまされちゃいけません。こういうのは忍耐が肝心なんです。二日寝かせたら肉の表面を良く洗って出来上がり。できたてを洗う人もいるみたいですが、私はおすすめしません。せっかくの脂が流れちゃう。やっぱベーコンは「脂」が旨くないと。「月(にくへん)」に「旨(うまい)」と書いて「脂(あぶら)」です。やっぱ脂の旨くない肉なんか偽モンです。昔の豚肉の脂身は不味かったですね。脂身だけ除けて食べてた子もいたくらい。ちょっと脂の多い肉だと、食べてるうちに気持ち悪くなったりしました。アレは何だったんでしょうか。

 

 しかし、こうやって無添加で造ってると、肉の質や塩の良し悪しでとんでもなく味が左右されるのがよくわかります。考えてみりゃ当たりまえの話ですが、最近はそんな「当たりまえ」が馬鹿げたことみたいに言われたりするんで、世の中どうなってんだと思ったりします。

 

 さて、全然関係ないようで関係なくないような、関係なくなくないようなお話。

 フランシス・ベーコン展行きてええ〜!!

 もうチケットは手に入れてるんで、ヒマを見て突撃したいと思います。

 BACON IS THE BEST !!!!

感覚の論理―画家フランシス・ベーコン論