おっと、タイトルですべて言い尽くしてしまった。
それでも蛇足を少々付け足させてもらうと、「二人三脚」ってのは充分オリンピック競技になり得ると思う。
なんといっても、ただ足が速ければ勝てるというものではなく、二人の息がぴたりと合っていなくてはならない、というところが味わい深い。男同士、女同士、男女混合でもずいぶん違ってくるだろう。これは画期的なものになると思う。特に長距離で。競歩とかやめてこれでいこうよ、ね?
いきなりオリンピックはハードル高すぎるというのなら、まずは市民大会などに「二人三脚」部門を作ればいい。どこぞのトラックをぐるぐる三周する程度ではなく、外で5㎞ほど走るのだ。最近は「絆」とやらがかまびすしいことだし、うってつけのイベントになるだろう。
そして、「二人三脚をオリンピック種目に!!」とぶち上げてIOCに招致運動すれば、世界中に良い感じでアピールすることができる。
さあ、今こそ、「二人三脚」を国民運動に!!!
……てなことを考えたんですが、もしマジでこんな事態になったら日本中の、いやさ世界中の夫婦間に緊張が走ることでしょうな。二人三脚で走る以前に(笑)
いやあ、だって、「二人の息がピッタリ〜」な状況をテレビからたれながされたら、思わず我が身と引き比べるじゃないですか。オリンピックのアスリートってのは、常人離れした身体能力を見せつけるのが「参加する意義」、てかそれでこそ「へー、人類って結構すごいよなー」と安心して見ていられるわけで、シンクロやフィギュアスケートのような高い難度があるのでもなく、ただ足を縛っておいっちにするだけなら、ねえ……
「絆」ってのは、ふと気づくと結ばれているもので、誰かに押し付けられたりするもんじゃないんじゃないじゃないのかなかな。何言ってんだオレ。
でも、「◎◎市民二人三脚マラソン大会」ぐらいあったら楽しいだろう、とは思う。5㎞くらいなら参加したいものだ。(おや、今なんか緊張感が走ったような……)
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