いかがでしたでしょうか。
このままセリでも始まったら天上知らずに値が上がりそうな画像ですね。
中国の誇る生きた……生きた、なんでしょう?パンダ?はそのまんまやんけ!えーっと、文化使節?うーん、なんか違うな。ああもう、中国は中華人民パンダ国に名前変えた方がいいよね、うん。今度国連で習近平に会ったら言っとくわ。
そんな可愛いパンダでありますが、その実態はやはり「熊」であり、ぶっとい竹を引きちぎる強い腕、それを噛みちぎる牙、そしてその竹を某チーズのように切り裂く鋭い爪の持ち主なのであります。
その猛獣が仮面をぬぎすて、あろうことか人間を襲撃しました。
ターゲットは……大統領!!
French ex-leader Giscard d'Estaing reveals panda attack
http://www.bbc.co.uk/news/world-europe-22645963
ときのフランス大統領ジスカールデスタンがパンダの檻に入ったらパンダに襲われた、という事実がつい最近になってわかったそうです。
パンダはポンピドー大統領の頃に中国から送られたもので、中国政府から大統領暗殺の密命を受けていました……ていうヘタな読み切り漫画みたいなことは全然なくて、不用意に近づいたら怒らせちゃったみたいですね。なんで檻に入ったかというと、なんかジスカールデスタンの娘が働いてる動物園にパンダがいて、大統領は自分の勇気(??)を試そうとしたとかどうとか。"presidential courage"て何やねん。少なくともパンダに触るために試すもんじゃなかろうに。
まあ普通に推察して、娘に頼んで檻に入れてもらってちょっとパンダにもふもふしちゃおーっと、とか考えたんでしょうな。大統領のレベル、ドン・ガバチョ並み。
今まで隠してたのは、体裁が悪いからでしょう。なんかパンダにひっぱたかれて地面に転がったそうですし。しかしジルカールデスタンって、身長一八九センチなんですな。でか。
さて、大統領暗殺に失敗したパンダですが、その後どうなったかというと別にどうにもならんかったようです。当たりまえだわな。
しかし、今も世界中の動物園でパンダたちは、国家元首が檻に入ってくるのを今か今かと待ち受けていることでありましょう。
入ってきたらもちろんひっぱたくために。
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