何か、うっかり変な声をあげてしまいそうな事件がありました。
http://www.cnn.co.jp/business/35036541.html
>同州ドーソン市にあるダウンタウンホテルでは、人の足指が入った「サワートー」と呼ばれるカクテルを長年提供。この指は本物で、塩漬けで保存されているという。食べたり飲んだりせずにグラスに残すのがルールだ。
驚いたのはこの事件そのものよりも、「サワートー」(酸っぱい爪先?)というカクテルが存在していて、しかもけっこう昔からある、ということですね。
えーと、これって、カニバリスム?だよね?酒だけ呑むんだとしても。
なんか死体損壊罪とかそういうのひっかかんないのか心配になりますが、永年やってるって言うから平気なんでしょうね。しかもよりによって足の指とか、口の中に水虫伝染りそう。
店のホームページをのぞくと、爪先を提供してくれた人たちの来歴なんかがあったりして、歴史を感じさせられてしまいます。いやな歴史だな。
とはいえ、人間の肉やら骨やら内蔵やらを食うのは日本でも昔から、まあそんな大っぴらではないけれど、行われていました。明治の頃には「普通に売買してんじゃねえよ」と刑部省弁官が布告出してるくらいなんで、けっこうみんな食べてたみたいですね。あ、一応「薬として」ってことです。
あと、綏靖天皇は毎日七人づつ人を食ってた、なんて話が『神道集』に見られます。人口減りそう。
現代なら佐川君の事件もあったし、こないだはなんかパーティーとか。
しかしまあ、なんでそんなに人が食いたいんですかね。飢えてしかたなく、とかじゃなくて。やっぱ「元気が出そうだから」なんでしょうか。
二十一世紀になっても、ウクライナで人肉バーベキューとかやってるし。ソイレント・グリーンな未来がやってきたら、けっこうみんな平気でぱくついたりするのかもしれません。「次、レアで」とかさ。
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